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吉田屋の4代目として、【吉田屋】の酒造りを伝承した私達夫婦は、ここ長崎県の島原半島で日々酒造りに挑んでいます。
私達の酒蔵は決して大規模なものではありません。しかも、現代的な機械をつかった酒造りやコンピューター等による管理等もありませんから、まさしく全てが手作りのお酒です。
夫の嘉明が、代々受け継がれてきたノウハウと、お父様やお爺さま、そして職人の皆さん達の仕事を幼い頃から見てきた経験によって、「吉田屋の酒」を作り出します。
私は、酒蔵の中で酒造りそのものを手伝うことは出来ませんから、夫の職人としての仕事を見守りながら「吉田屋の酒」を愛してくださる皆さんに少しでも楽しんでいただけるように店頭での接客や、経理の仕事、イベント開催の準備をしています。
私は、この家に嫁に来て13年経ちますが、代々受け継がれる老舗としての看板と伝統を守り継ぐことはとても決心のいることでした。「吉田屋に嫁ぐこと」は「吉田屋を継ぐこと」でもありましたから、普通の主婦になることとは少しばかり違っていたんです。
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